マイクのことはまた別の機会にアレするけどマイクプリEQコンプのこと。
それぞれが何なのかはググってもらうことにして、1066と1176のなにが良いのか。
NEVE1066はマイクプリ(Lineも入るよ)とEQが一つになった70年代の機材で音が良い。太いと同時にクッキリ、シャッキリともしてる。これらが同居する機材は少ないんだよね。同居するバランスもとても良くて、通すと存在感が出てくるのが分かる。
Urei1176 rev.Hはシルバー、ブラック合わせて5台の中から選んだ俺好みの音がするヤツで、ちょっとナマってるんだけどそれが自分内1176のイメージと合致して決めた。ブラックフェイスは凄く良い音だけど70年代感がある。シルバーは良いJPOPの音がする。なので仕事で使うならシルバーで良いの。賛否両論は勿論あるけど。
最近ずっとwafflesのアルバムを作っていたんだけど録音は勿論だけどミックスも録音した音を外にだしてこの2台で音を作って戻すってのを簡単に出来るようにして色々と使った。今までは後戻りの楽さを考えてプラグインが基本だったんだけど後戻りの便利さよりも一気に決まる上に音が力強いこっちの方が楽って思ったんだね。1066のEQはポイントも多くないので細かいポイントはプラグインのEQを使ってNEVEはQ太めなイメージで。これがバシバシ決まるもんだからアルバムを通してこのスタイルでやったので今までとは音が違う仕上がりになってると思う。コンプが好きになったってのもあるし。
アウトボードとしては高級なので個人宅での導入はなかなか無いと思うがウチはもはやそういう機材だらけなのでそういう路線で行ってます。安いスタジオじゃ絶対に味わえない音を6帖の部屋で。以上、studio nano spaceからお届けしました。
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